Sunday 9 June 2013

気分転換に、ギャツビー、女性について。。

週末、映画ギャツビーThe Great Gatsbyを観ました。
とても切ないストーリーに落ち込み、気分転換にならなかったです(笑)

ヴォーグなどの雑誌に出ているGatsby関連の記事を読み、
原作のフィッツジェラルド氏の奥さんのゼルダ・フィッツジェラルド氏
を始め、サルトル氏のパートナーのシモーヌ・ド・ボーヴォワール氏等、
20世紀ヨーロッパ、パリで活躍した女性たちの特集をしていて、
当時の古典的な女性の立場、権利、イメージの改善をアピールしてきた彼女達の生活は、
今の時代から読んでも、とても刺激的でした!

ただ、パリを観ていると、
通勤中のメトロで女性たち(男性もですが)が
「畜生!」とかきつい言葉を言ってたり、嫌み、喧嘩をしたり、舌打ちをしたり、
列に割り込んできたり、、そんな場面をよく見ることもあります。
(他の面では、ユーモアで対応する人、やさしい人、紳士な人もちゃんといて
 学ぶこともたくさんありますが。。)

都会、仕事、通勤のストレスのせい、敏感なせい、、
理由は多々あるでしょうけれど。

そういうのを見ると、
私の方は、昔のイメージの女性の柔らかさ、本来持っている女性らしさも
もっと大事にしてもいいのでは?
と思わされる今日この頃です。

確かに生活では、
主張しないと存在が無いように扱われてしまう場面もあり
バランスは難しいですが
でも強さを外に変に主張するより、
もっと内面に使えたらいいな、と。

私もこの12年間、刺激的なパリの生活で、
自分の繊細なところも守るため、
どこかで、攻撃されないように、と恐れていたのか、
知らず知らずいつも「強くならないと、強くならないと」と、
思っていました。

けどそろそろ、いろんな物事を観て来たし、
もう肩肘張ったり、素の自分を偽る必要も無く、
自分のリズムで、のんびりリラックスして居れれば、と思います。



そして、タイムリーに、今日仏人女性の知人から

「あなたは素敵な文化を持っているのだから、
 それを仏人女性達に教えて欲しいわ。
 あなたの様な両方の文化を知っている人で
 国の中間でコミュニケーションするひとは、伝えて欲しい。
 フルートでも。
 あなたが変わる必要ななく、逆に私たちが学ばなきゃいけない。。」

と言われ、驚きました。
そんなことを言って下さる彼女に感謝です。


時間は掛かりましたが、
パリでやっと自分らしく居られるようになり始め、
居心地よくなってきました♪

では、
きょうも良い一日を☆



昨日閉まっているお花屋さんを通り過ぎていたら、お花の中に、人形かと思ったら本物の猫が寝ていて
かわいかったです♪