Tuesday 11 November 2014

騎馬隊に遭遇♪


今日、練習後、たまたま通りかかった正装の騎馬隊を見かけて、
珍しかったので、パリの紅葉とともに。。♪
フランス人達も、みんな写真を撮っていました☆


よく考えたら、
今日は1918年の第一次世界大戦の休戦記念日。

シャンゼリゼの凱旋門での式典から馬屋に戻っているところでは?
と想像していました。。








私の方は、今年は両親の介助関係や色々と大変でもありましたが、
お陰さまで最近やっと両親の状態も上向きになり、
ほっと安心しまして、
これからは、また新たに自分の音楽のこと、
しっかり取り組んでいけたらと思っています。

いちばん悲しかった時、偶然出会った、
カンヌの映画祭に招待されていたシリアの女性映画制作者(監督)で
命がけで戦場の現状を世界に知らせている彼女と話せた色んな話に、
自分が救われ、そんな話も書きたかったのですが、
なかなか余裕がありませんでした。。
またいつか書けたら。。



災害で苦しまれてる方達、ご病気の方達、、
世界中の傷ついた心がすこしでも癒されて行くことを祈りつつ、、

今日も笛を吹きます〜〜☆





よく見ると、帽子には長い馬のしっぽのような、飾りがついています☆
タイムスリップしたみたいでした♪

やっぱり!この式典のニュースの写真と同じ帽子でした~ 
http://www.msn.com/fr-fr/actualite/france/hollande-préside-un-11-novembre-despérance-face-aux-épreuves/ar-AA7Bb9V





Friday 17 October 2014

コンサートでとても感動したので。。

さっき、Guennadi Rozhdestvensky氏の指揮のパリ管弦楽団のコンサート
グラズノフやショスタコービチなどの作品を聴いて参りました!

うちの先生は今日は出演しておらず(笑)
もう一人のソロ奏者ヴィセンス・プラッツ=パリス氏の
またひと味違ったフルートだったのですが、

なにせ、Rozhdestvensky氏の指揮に、とても感動して帰って参りまして、
聴きたてほやほやを書いてみます。


彼の指揮は、
とても全ての楽器奏者に分かりやすい指揮で、
しかし全く無駄もなく、洗練された動きのみ、で
そんな中で、センス、ユーモアにも溢れ、
しょっちゅう各楽器のソロが終わったら
ウインクしてコミュニケーションを取っていたり、、

難しい曲ですが、
空間、間も、優しく使いこなし、道化師にもなったり、、

表情豊かな、とても粋な演奏、立ち振る舞い、在り方に、
感動しっぱなしでした。

生で聴く事ができて、幸せでした。

あのレベルにいくと、ほんと、魔法使いですね。。

あのご年齢で、沢山のことを経験されて、
研ぎすまされている、でもとてもチャーミングな温かい巨匠だな、と思いました。


あんな彼のような音楽の魔法使いに、
死ぬまでに一歩でも近づけるようになりたいな。

そう思いながら、

感動しながら、今日はやすみます。。

疲れが吹っ飛んで行きました☆
感謝。。

では、皆様も良い一日を〜

Monday 28 July 2014

ツールドフランス最終日へ♪

先ほど、ツールドフランス最終日を少しでも観戦できたら、と、
沿道で応援してきました!

女子のチームもあったのですね。初めて知りました。

恥ずかしながら、在仏、初の参加だったのですが、
あんなに人で埋め尽くされていて、
国民的な行事だとは、知りませんでした。。

スポンサーや協賛されている会社の、にぎやかなパレードもあり、

お祭り騒ぎで楽しく
元気をもらって帰りました!


売店♪


スポンサーの会社のひとつが、応援グッズを配布♪
それで応援☆

バゲット(フランスパン)の会社
ちょっと無理が。。(笑)
でも手作り感が素敵です:)
           
こちらもバゲット。

こちらはスポンサーのカルフール
ウエアにもなっているトレードマークの赤の水玉♪

中に居る人も水玉☆

長ーいトラックまで♪


さあ、明日から一週間、また新たに参ります〜☆

では、良い一日を♪

Monday 14 July 2014

日本に行っていました♪

またまたご無沙汰になってしまいました。
日本はとっても暑いのでしょうか?
パリは、まだまだ過ごしやすい日々です♪

先日まで、私の方は日本の実家に戻っていました。

というのも、実は、3月14日の広島での地震で、母が大けがで入院をしまして、
退院に合わせ、20日間位、介助や関連の手続きをしに、
広島に戻っていました。

あの時は、オーケストラの試験出発2日前の朝で、
広島での地震で数名けが人が出た模様、とのニュースを見て、
その時は、まさか自分の母がその中に居るとは思いませんでしたが、
事実を知り、動揺し、すぐ実家に帰ることも考えましたが、

結局、手術時は、父や兄が居てくれることになり、
私は、人手が減る退院時に戻る事にしました。


こういう時、距離があると様子が見えず、妄想も増え(汗)、
正直、本当にすごく心配していました。

そんな中、試験を受けるのは大変でもありましたが、
逆に試験が無かったら、無理矢理集中させることも無く、
なにも手に付かないまま、心配だけで、
自分は何もできない中、ちょっとおかしくなっていたかもしれません。
数ヶ月間、フルート、試験にも助けられました。


そんなこんなで、
今回広島で自分が出来る事、大した事ではないですが精一杯やってきて、
パリに戻って直ぐは、空っぽの状態だったのですが、
ようやく消化できつつあり、
心身落ち着いて来ましたので、書かせて頂きました!


お仕事の方々には、ご迷惑を御掛けして申し訳なかったのですが、
みなさんのご理解、こころから感謝しております。

お陰さまで、直接顔を見ることができて、すこし安心できました。

これからはひとまず、離れたところから、どういう形でフォロー出来るか、
試行錯誤してみようと思います。


ちゃんとご連絡できていなかった方々、
どうもごめんなさい☆


その期間、色んな出会いもあり、
その前のオケ試験のお話もまだ全然書いてなかったのですが。。
また次回にでも。。





Thursday 22 May 2014

船つづき



こちらは、レーダーに、自分の船の大きさ等が分からないよう、
感知されない仕組みがついている沢山のアンテナがついた海軍の船。
潜水艦以外でも、そういうものがあるんですね。
写真撮影は大丈夫とのことだったので。。




なんと、船のお墓、墓地
使われなくなった海軍の船達。
よく見ると、もの寂しく錆びれいて、
まるで生きものの亡骸のようでした。。

Wednesday 21 May 2014

雨降る寒い太陽のないパリに戻りました。。


パリに戻りました。
今年は雨ばかりで、気候が本当に変わってしまったのかな。。
雨が多く、アジアの蒸し暑さにも似て来ました。




ツーロンオペラ座の受験者控え室 

他のオケは一斉集合だったので、もの凄い人口密度で自分の音も聞こえず集中できず大変でしたが、
ここは、集合時間がずらされていて、普段よりは少なく、良かったです。
ただ開始後は音出しが禁止され、長い待ち時間、行き場が無い感じに。
今回は90名弱位。
大体どのオケも1つのポストに100人前後の応募があり、ほんと大変です。
受験者に、すこしずつ顔なじみが増えて来ました(笑)




私が受験し始めた昨年後半から、フランスは珍しく
オケの試験が沢山あり、普段は年に1席空くかどうか位らしいのですが、
ラッキーなことに、今年は貴重な経験を5回も積め、
とても有り難い年でした。


ナンシー国立オペラ座→ツールオペラ座→マルセイユオペラ座→
第2回目のツールオペラ座→今回のツーロンオペラ座
と、受験してきましたが、

どの土地もそれぞれ各土地の素敵な面がありましたが、
ここツーロンが、太陽と海、山、自然に溢れ、
人々も一番オープンで、温かく、やさしく、
文化も充実し、自分にとっては、
とても居心地のいい住んでみたい土地でした!

地元の人に、日本人にもやさしいし、差別も感じないし、いいね!
と話したら、

「ここは、太陽、山、海等の自然、空間、
 土地、物価、生活費の安さ、食、教育、文化、全てあるから、
 人がみんな悲しくない土地なんだよ。
 自分が幸せだから、他の人を傷つける必要ないんだよ。」

と。。
うーん、と考えさせられました。



そして、
各国、フランスの各地から来た、
必死に頑張ってるフルーティスト達と出会える事も、
とても貴重な経験で、一緒に意見交換したり、
持ち味もそれぞれ違うので、よい刺激になり、有り難い経験です♪







右はコルシカ島への船、左は仏海軍の船。後ろがツーロンの港。
両方ものすごく大きいです。



瀬戸内海で育った私には、こんな大きい船は見た事が無く、迫力に唖然。

南仏ツーロンのオペラ座の試験が終わりました!

ご無沙汰しています。
色々と大変でブログ更新できませんでした。
みなさんはお元気だったでしょうか?

私の方は、昨年末からフランス等のオーケストラを受け始め、
書類審査落ちをのぞいて(笑)
今回でコンクール5つ目が終了しました。
全力でコンクールを準備するだけで、今年は精一杯でした。

オーケストラについては、以前特別専門的に勉強した事は無く、
様々な面からの基礎技術の見直しや、
レパートリーも一から作り上げていたので、
色々な事が初めてで、最初はわけも分からないまま
がむしゃらにひたすらやっていましたが、
5つ目になって、今回少し落ち着き、一歩進んだ気がします。

では、詳細はまた今度☆


写真は、
今日、コンクール敗退の寂しさを潮風で吹き飛ばしてもらいに:)
1時間の地中海の船のお散歩コースへ行ってきたときのものです!
気持ちのよいツーロンの空と海、
みなさんにもおすそわけ。




小さなお魚見えるかな?
ここは海軍中心の港だったので、釣りの船などがないせいかな。




黄色の船はコルシカ島への船




地元の人の話を聞いていたら、
ドイツ等、他の地方から夏になるとバカンス客が大勢来て
にぎわい有り難いものの、ゴミ等は大変らしいです。


ツーロンの街を地中海沖から☆
水色(灰色?)の船は海軍の船です。
フランスの海軍がこんなに大規模だとは知りませんでした!


Tuesday 11 March 2014

今日

今日、日本ではどれぐらい報道されているのか知らないのですが、
3年を経て、まだまだ被災地の情報は、
なかなか見えないままなのではないでしょうか。。
 
何も大したことは出来ず、
自分も生きるのに精一杯で、もどかしいですが、

何ができるのか、ずっと模索しつつ、
今の自分にできること、少しずつがんばれたら。。

まだまだ苦しまれている方々に、
心休まる時や、希望が少しでも増えることを祈りつつ。。




冬だったパリも、
街路樹に新芽が出始めたものも出てきて、
春の香りがして参りました。









Wednesday 26 February 2014

明日(日本の本日)のリュカ先生同門下生の蕎麦田さやかさん演奏会ご案内♪

東日本大震災 チャリティーコンサート 
~Harmony ハーモニー~
2014年2月27日(木) 18時30分会場 19時開演

日仏文化協会 汐留ホール
〒105-0021東京都港区東新橋1-7-2 汐留メディアタワーアネックス1F
TEL03-6255-4104

●地下鉄大江戸線汐留駅7・8番出口すぐ
●JR新橋駅烏森口徒歩7分




 明日、同ヴァンサン・リュカ氏門下生で、
以前パリおられたときご一緒させて頂いていた、蕎麦田さやかさんの演奏会が
東京日仏文化協会 汐留ホールで行われます。

彼女の音色は温かく、他の方々もフランス留学をされていた
若手実力派の方達ばかりの演奏会で、
とても素敵な演奏会になるのでは、と想像しています。

お知らせが直前になってしまい大変申し訳ないのですが、是非みなさまにも!

彼女は岩手県出身の方でもあり、私も今回の演奏会の趣旨をお聞きし、
すごく興味を持ち、賛同し、
是非ご一緒させて頂きたかったのですが、
残念ながら帰国の都合がつかず、

今回はこちらから、こころよりみなさんの素敵な演奏を想像し、楽しみながら(涙)
ご盛会をお祈しております。。☆



以下文章は、

日仏文化協会 汐留ホールのコンサート詳細ページ





フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノによるフランスの香り漂うコンサート。
震災より3年が経とうとしている今、未だ復興へは至っていないのが現状です。
東北の方へ元気をお届け出来るよう、一部経費を除いた収益は全て、岩手・陸前高田市"NPO法人 桜ライン311"の活動に支援金として寄付させて頂きます。

NPO法人 桜ライン311 ホームページ
日 時
2014年2月27日(木) 18:30開場 19:00開演
出演者
蕎麦田さやか(フルート)
有賀智美(オーボエ)
松崎智代(クラリネット)
黒宮可織(ピアノ)
保坂紗苗(ピアノ)
堀内亮(ピアノ)
チケット
一般2000円、高校生以下800円、
小学生以下無料
お問合せフランスムジーク francemusique13@yahoo.co.jp
会場汐留ホール
主催フランスムジーク
協賛日仏文化協会 汐留ホール
後援岩手県、岩手県教育委員会、陸前高田市、東京都港区
寄付先NPO法人 桜ライン311

蕎麦田さやか有賀智美
蕎麦田さやか有賀智美
松崎智代黒宮可織
松崎智代黒宮可織
保坂紗苗堀内亮
保坂紗苗堀内亮

Tuesday 21 January 2014

昨日亡くなられた指揮者アバド氏に捧げる明日のノートルダムからのコンサート中継のお知らせ

Watch & listen live: Berlioz's Requiem in concert at Cathédrale Notre-Dame de Paris

This Wednesday, January 22, Gustavo Dudamel will conduct the Simón Bolívar Symphony Orchestra of Venezuela and the Orchestre Philharmonique de Radio France in a performance of Berlioz's Requiem at the historic Cathédrale Notre-Dame de Paris. The concert is dedicated to the memory of the late Claudio Abbado.

You can watch and listen live to this special concert online via ARTE Live Web. The performance begins at 9:00pm CET | 3:30pm VET | 3:00pm Eastern | 12:00pm Pacific.  

こんばんは
貴重なコンサートがあるので、皆様にもお知らせさせて頂きます。

上記に文章の一部をコピーさせて頂きましたが、明日パリのノートルダムで、私の好きな指揮者のDudamel氏が彼の故郷のオーケストラとラジオフランスのオーケストラを指揮するコンサートをされるとのこと。昨日お亡くなりになられた大指揮者のアバド氏へ捧げるコンサートです。
中継のリンクは
http://liveweb.arte.tv/fr/video/le-Requiem-de-Berlioz-interprete-dans-la-cathedrale-Notre-Dame-de-Paris/
パリの明日22日21時より。(日本は23日午前5時より)時差があるので、英語ではそれぞれの大陸によっての時間が書いてあります。
明日、本当に聴きに行きたいのですが。。私の方は、今週末大事な試験があり、やむを得ず中継を見ようか迷っています。とほほ。
では、どうぞ良い一日を♪

Wednesday 15 January 2014

新年のご挨拶☆寒中お見舞い

パリ市庁舎の冬のデコレーションです♪
前の広場には毎年冬場のみ、スケートリンクが登場します☆

新年のご挨拶が遅くなりました!

あけましておめでとうございます。
2014年、皆様にとってよい一年になりますよう。。

私の方、フランスに戻ってお仕事再開などあたふたと生きていたら
あっという間に寒中お見舞いの時期になってしまいました。

私の方、夏以降は自分にとっての大きなプロジェクトでフル回転だったからか
今回、地元に帰った途端、
張りつめていた気が緩み、風邪になってしまいました!

でもその後、のんびり過ごせることができ、
こんなにほっと出来て、
客観的に、自分のことを考えたり、今までを振り返る事ができたのは、
渡仏後初めてだったかもしれません。
てんてこ舞いのパリ生活、ここまで落ち着くまで長く掛かりました(汗)

温かな環境の中で、沢山充電できました。
地元に感謝です。

帰れるところがあり、待っていてくれるひとがいるなんて、
本当に有り難く、力が出てくる元ですね。感謝してもし尽くしきれません。

外国で孤独を沢山経験したせいか、
私たち家族や友人達が歩いている横をひとりの方が歩いたときなど、

「彼女には家族がいるかな?私たちを見てつらくなるかな?孤独かな?
幸せでありますように!」

と、元気の無さそうな人を見ると、いつも心で思うようになりました。


、、デートへ行く前の緊張で顔がこわばってるだけとか、
全然私の検討違いかもしれませんけど(笑)

家や家族や祖国がない人のことなど、思わずにはいられない季節でもあります。



しかしながら、パリは少しずつ日が長くなってきました♪

今年も昨年より1ミリでも良い年になりますよーに♪♪