Tuesday 5 April 2011

スーツケースひとつ分が。。

家の中をみてみると、
私が最初に渡仏したとき、スーツケースひとつと
楽譜の小ダンボール1箱だけの荷物だったものが、、
いまや、すごい物の量になっています。


あのころ、
情報も物も友人も、何も無くとてもさみしくもありましたが、
同時にシンプルで0から何でもできて、おもしろくもあり、
物がなくても案外生きていけると思っていたのですが。。。


これからできるだけ
要らない物を減らすことに
取り組んでいこうと思う今日この頃です☆
久しぶりに身体も動かしてきます!

良いよるを~。

Friday 1 April 2011

私も身辺整理をはじめました。

震災のこともあり、また目が覚めまして、
自分にとって必要なものと、そうでないものをもっともっと知って、
大事なことにもっとフォーカスできるように、
どんどんシンプルに生きていけたらと思っています。


フルートも、現在の銀のフルートを手放すことを決めました。
この銀のフルートは、私が渡仏してちょっとしてから、
右も左も分からない時に
当時スイスのバーゼルにおられた、
昔、ランパル氏、そして二コレ氏やパユ氏など
著名なフルーティストの方がたの修理をされている植澤氏にお薦めいただき、
そして当時の師匠であったMichel MORAGUES氏が
わざわざお時間を割いてくださって、
ラジオフランスのオーケストラの演奏会場で長い時間をかけて試奏しながら
選んでいただいた大事な大事な銀のフルートでした。

そんな素晴らしい方たちに選んでいただき、
大事に使ってきました。


しかし、先日受けたコンクールでの練習の際、
長年吹いてきて、いろいろと気づいたこともあり、
その後いろいろな他のフルートを試奏してみて、考えた結果、
今回手放なすことを決めました。

これからは、
以前、偉い方先生方たちの力で補っていただいていた部分を、
自力で決断等していけたらと思っています。




ここ数日でこのフルート、お店に連れて行くことになると思います。
お別れはさみしいです。

やはり素晴らしいフルートでもあるので、
できればとっておきたいと思うときもありますが、
あまり使わないと彼女(フルート)にも失礼ですし、
きっと、
このフルートと
私よりもっと必要とされている方、相性の良い方、、が出会うと
もっとまた鳴るかもしれませんし。



すべてが変化していくことは、きっと自然なことだとおもうので、
いろいろなことを、うまく循環しあい、させあいながら、
そのリズムの中で自分を生かしながら生きていけたらな、と思います。


大きな力をお貸しくださった植澤氏、モラゲス先生、そして
私を支えてくれたこのフルートに感謝をこめて。


よい週末を。

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今日の音楽。

久しぶりにこの曲を聴きたくなりました。
Bank BandとSalyu氏、合同での<to U>