Tuesday 29 October 2013

今日はパリも寒くなりました♪お師匠さまは明日から日本ツアーへ。。

こんにちは。

日本は紅葉の時期でしょうか?それともそろそろ散り始めていますか?

こちらは街路樹の木の葉も散り始め、
それをお掃除するための、市の職員さんの姿も見始めました。

また今日は、本格的に寒くなり、
街には、ダウンを着始めた方達も結構おられました。

チュイルリー公園♪ 寒くてわたしもよく丸まってます:)
奥はルーブル美術館

今日は、先ほどまで、
明日日本へパリ管弦楽団のツアーで発つ先生の
最後のレッスンを受けて来ました。

今回の日本ツアーでは、パリ管でドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」
等を演奏されるとのこと。東京のNHKホールや関西等に行かれるそうです。
まだチケットがあるか知らないのですが、ご興味をお持ちの方は是非!


今日は、私も偶然、この<牧神の午後への前奏曲>や、
ロッシーニの<ギヨームテル>等をレッスンに持って行き、
この平面的な音符の表記から紡ぎだして立体的にセンスよく仕上げるやり方の
彼の可能性には、いつも脱帽しています。

最後、「僕も日本で最大限出して演奏してくるから、お前も練習頑張れよ!」
と、言われ。。(汗)

はい、やれるだけやってみます。。

ということで、
季節柄、皆様どうぞ御身体ご自愛ください☆




今日また真冬のように寒くなりましたが、空は綺麗でした!

Wednesday 23 October 2013

in Nancy コンクールを終えて♪ ナンシーの風景


ご報告遅くなりましたー!
先日行ったコンクール、残念ながらだめでした☆

自分の結果には落ち込みましたが、
今回、珍しく審査公開とのことで、最終まで聴いて帰りました。
お陰さまで、色々な様子も分かり、
残ったメンバーと自分と、みんなどっこいどっこい☆のレベルだったのも
分かり、また審査員、オケの求めるもの、好みにもよることが良く分かり、
少し安心し、沢山勉強にもなりました♪


でも出番前まで数時間待ちの時、
緊張の中、練習室でみんなが同じ難曲を吹いている時、
あの環境は、かなりきつかったです。

最後に、審査員で
仏国立管弦楽団Moragues氏(偶然昔のモラゲス師匠がおられました。)
パリオペラ座のChatoux氏、ナンシーオペラ座のHoyos氏、、等に
コメントをお伺いしに行き、全ての受験生のコメントメモを取られていて、
お疲れの中、色々とお教え頂き、感謝です。

Chatoux氏のコメントは、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」
についての解釈のお話で、私の演奏と彼の求めている演奏を
面白い恋愛の例え話をして比較して下さり、とても分かりやすく、
目から鱗のお話でした。
あの曲のこの解釈、感覚は、やはりフランス人ならではですね(笑)


帰りの新幹線では、今回選ばれたポリーヌさんともう一人の受験仲間と
たまたま一緒になり、3人でぺちゃくちゃ食堂車付近で話して帰って来たのですが、
あんなに心の優しい彼女だったら、喜んでお祝いできるな!と思ったぐらい
素敵な子で、落ち込んでいたのが救われました。
そして、受験仲間とは、また次回のコンクールでね!と別れ。。

お仕事場にご協力も頂いたり、
かなり気力と体力を使い、燃え尽きるので(笑)、何回できるかわかりませんが;)
またチャレンジしてみようと思います。





練習開場そばの川。オランダの運河みたいです。
他の国も近いからか、スイスやルクセンブルグ等、
町並みは、色々な国の文化が混ざっている匂いがしました♪

ナンシーの街はパリよりとても綺麗でした(笑)
古い建築と現代建築が共存しているのが良かったです。
左に教会、右に現代建築が見えるでしょうか。。

夕日が沈む頃、世界遺産スタニスラス広場の北側から見える
この街の中央にある教会の塔は
とっても美しかったです。
中も、古いままで改修されていなくて、とても味があって素敵でした。

教会前に何か面白い丸いものが。
そして電柱?ガス灯?の脚の曲線も。
古い教会と対照的で面白かったです。

スタニスラス広場の一角♪



町の音楽学校裏。練習合間に手が痛くなってお散歩。

教会前広場☆


音楽学校そばの小道、一歩入ったら南仏のようにカラフル♪

コンクール会場そばの広場。紅葉が綺麗でした。

コンクール会場そばの綺麗なカラフルな装飾のお家♪


素敵なドア♪

帰り道最後、すごい生命力で、鉄の囲いに食い込んで成長している木!





Wednesday 9 October 2013

Concours Opéra national de Lorraine オケのコンクールでナンシーへ♪

今日の練習室から〜♪
隣人に、フルートはいいけど、ピッコロはしんどい夜はあまり沢山聴きたくないわ、と言われ(汗)
「よく分かるわ、私も仕事が無かったらお昼やるんだけど。
ごめんね。対策考えるね」と
今日からお仕事もお休みを頂き日中に練習室で練習☆

思いっきり音が出せて、高音も良くチェックできるし、
やっぱり練習室は気持ちいいです。。
きっかけを作ってくれた彼女に感謝。
良い練習時間と場所の確保がなかなかですね。





こんにちは。

前回の広島でのコンサートなど、まだまだ書きたいこと、
お伝えしたいことは沢山あったのですが、また今度。。で

今日はひとまず、近況を書かせて頂くと、

9月の2週目に日本から戻ってすぐ、
フランスのオーケストラの募集案内を発見し、
まず、今週末に、ナンシーの国立オペラのフルート枠を受験してきます。

初オケのコンクールで、準備期間も短く、ドキドキなのですが、
今回、全部で15曲(オケ13曲(うちピッコロ1曲)、ソロ2曲)
色々なオケの曲を初めて勉強し、
技術や表情が凝縮された作品達に触れることが出来、
様々な作風の楽譜からも直接色々な奏法のヒントを教えてもらえているようで、
もの凄く勉強になり、感謝で、とても嬉しいです☆


前回の先生のレッスンでは、私の前の方も同じ受験者で、
同じ曲を聴いて、私の吹き始めはすごく緊張しました。
みんなが居るとき、私が

「やっぱり、すごく緊張します。ストレスも」

というと、リュカ先生は、

「こんなオケを受験できる機会さえ、なかなかないのだから
 この機会に触れることが出来るだけでもラッキーで、
 みんな、感謝の気持ちで参加してこい。
 でも、受かったわ〜!という知らせも待ってるぞ」(笑)

と、言って下さって、ほんとそうだな、と思いました。

競争、コンクールにはずっと苦手意識もありますが、発想の転換で
そんな場を、明るく温かい貴重な表現の場として
活用できるようになりたいです☆

では、リハは12日、試験は13、14日、
感謝と愛情いっぱいこめて、
精一杯全力で自分のフルートらしさで吹いて来ます!

ではでは、また!