Wednesday 16 November 2011

寒い札幌より♪

昨日ぐらいから北海道は寒くなりました♪

今、ヨガの講習会に参加しています。
講習会も終盤に差し掛かってきました。

お蔭様で最近、左手のここ数年曲がらなかった指もほとんど治りつつあります。やった☆



ヨガも、知れば知るほど、深い深い世界で
自分はまだまだしらないんだー
と思う毎日。


自分と向き合わされるので、
時には知らない自分のことに気づいた時、暗くなることもありますが、
でもそれも含めてすがすがしい、とても気持ちのよい毎日です♪

 &日本食や温泉など、日々ほっとするものばかりに囲まれ
冬休み代わりに羽を休めています。



そして他では、
広島の中・高校生時代にお世話になった楽器屋の店長さんが
偶然タイミングよく札幌に滞在しながら出店準備をされていて、
お店に伺うことができ、
いろいろお話できて&故郷の香りも運んできてもらって
楽しかったです♪


しかも、その方とお寿司屋さんへご一緒させていただいたとき、
そこの息子さんがドラマーの方で、ご挨拶に出てきてくださり、
話してみると、
今回同じく講習会に参加しているSax奏者のパリの友人と
こないだ一緒に札幌で演奏されたらしく、
あっという間に知り合いがつながっていたことが分かりました。

楽器店の方との札幌での再会といい、
知り合いがつながっているといい、、

世界は狭いなぁ~、と
みんなで話していました☆
おもしろいですね。こういう偶然って。


成田空港でも、空港で働いている以前のパリ仲間が、
仕事後にしんどい中、会いに来てくれて、

昔の知人、友人たちの顔を、帰国して慣れない土地でも見れたことに
とってもこころが温まり、嬉しかったです。感謝☆



・・・そして、楽しいことはあっという間に過ぎ
夢のような毎日もあとちょっと。。



PS
札幌の道端を見ていると、
たんぽぽが、関東、広島のものと比べるとすっごく大きいのです。
土からの栄養がいいのかな?
品種が違うのかな?
なんでカナ??

Sunday 30 October 2011

パリ管弦楽団 ヴァンサン リュカ氏 東京での11月フルートレッスン情報

11月にパリ管弦楽団が来日公演される際、
フルート第一奏者のVincent LUCAS氏が東京等でフルートのマスタークラス、
個人レッスンをされることになり、
この貴重な機会、是非お知らせさせていただこうと思います。

マスタークラスは、
11月18日(金)
日仏文化協会汐留ホールにて。


ホームページ→

http://www.ccfj.com/hall/



詳細はこちらのページをご覧下さい。
マスタークラスのページ→

http://www.ccfj.com/hall/master_flute_v.html



個人レッスンは

19日(土)15時~17時30分
20日(日)17時~21時
21日(月)9時~12時

25日(金)16時~21時
27日(日)17時~21時

の時間の間、都内港区の某所で行われます。

ご興味のある方、ご希望の方は、
できましたら11月5日までに flutecours@hotmail.fr までご連絡ください。
詳細についてご連絡差し上げます。


では良い一日を♪


眠るまえに。今日の音楽♪

カラヤン氏の公演画像を探している時、
偶然たどり着いたお気に入りの曲です。

カラヤン氏指揮、
Gundula Janowitzヤノヴィッツ氏ソプラノ
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

リヒャルト・シュトラウス氏の晩年84歳の作品
管弦楽伴奏歌曲集「四つの最後の歌」(独語:Vier letzte Lieder)

美しく激しく厳しい人生のあと、死をやさしく迎えるように聞こえ、
私には包まれるような子守唄にきこえるところもあります。

そして最後、音楽はやわらかな光に囲まれたような長調で閉じていくところも素敵です。
心がやさしくなり、静まる曲です。


Thursday 20 October 2011

朝夕は真冬みたいに冷え込んできました★

最近、ますますパリの気温は下がり、
今朝は最低気温4度と、真冬のように寒くなり、
冬用のコートを出して着始めています☆

あさってはもっと寒くなるらしいです。
もう私には十分なのですが。。


ところで先日、
ピッコロの巨匠でもあるJean-Louis Beaumadier氏のコンサートに
行って参りました♪


贅沢にも、最前列の目の前でお聴きすることができ、
やわらかく、温かみ、品があって艶のあるフレンチの音色にうっとりとして帰ってきました。

Beaumadier氏の演奏、CDでは存じていましたが、生演奏はやっぱり
繊細さ、やわらかさ、奏者の息が
良く伝わってきて、もっと素敵でした♪

その後も余韻は残り、とても気持ち良く過ごすことが出来ました。




そして、今日は
綺麗な花束(私個人のものではないのですが)に出会う機会もあり、、



日々なかなか余裕がなくても
あえて自分を充電、チャージするのは大事だなぁ
と思いました♪♪





次回は、
11月に来日される私の師事させていただいている先生の
東京でのレッスンのお知らせを書かせて頂こうと思います♪



では、今日もよい一日を☆




Tuesday 4 October 2011

今日の合間、ふりかえると何カ国の方が?

今日、すこし時間が出来たので
もう着なくなった洋服をパリのあるボランティアセンターに持って行きました。

行く途中でポルトガル人ご夫妻の管理人さんとお話し、

センターについたら、
イスラエル人の方たちが働いて居て、

その帰り、チュニジア人のカフェで、チュニジア系のおじさんばかりの中で
カフェを飲み、

そして、そこで流れていたチュニジアの音楽で踊っていた
アフリカ人のおじさんの踊りも拝見し、

帰りに中華街で中国人のお店で買い物をして帰ってきました。






今振り返ると、あのちょっとの間の時間で
こんなにいろんな国のひとが関わっていたんだ、と思って嬉しく、書いてみました。


以前、中国人とチュニジア人の間での確執が大きいとき、
私がチュニジア系の市場で買い物をしようとしたら
「中国人には売るもんか」
といわれ(「日本人なんだけど~。ま、似たようなものだろうな」と思い、
何も言い返さなかったですが;)、
ショックと怒りで、もう行かなくなったこともありましたが、
きょうは、自分もとても穏やかだったせいか、
何もトラブルはなく、気持ちよく帰ってきました。

移民問題、
私自身も、移民としての立場で&他の移民との間で、等
両方の立場で嫌な目にあったりしたこともありますが
先入観だけで決め付けて生きていたら、
日々の小さな楽しさに気付けず、本当もったいないな、と思いました。


そうそう、ひとつ思い出したこと。

こないだ乗ったタクシーのエジプト人(パリ生まれ)の運転手の方から言われたのが、
「日本人は、エジプトの歴史の財産をまもるため、
博物館等をつくる資金援助をエジプトしてくれた。本当に日本に感謝しているんだ。」
と言われたこともありました♪



それぞれの国、その背後には、計り知れない歴史、文化、偏見はあるでしょうけれど、
たとえ少しのことでも、
私はやっぱり、こうやってそれぞれの文化が触れ合えるのはとても素敵だな、
と思ってパリの混沌とも言われる移民文化に感謝してます♪


よい一日を~。






Sunday 2 October 2011

エベレスト登頂へ向け登山中の登山家、栗城氏のことを知りました。『生きてこそ』


先日、
山岳カメラマンの木野広明氏がエベレストの
ベースキャンプで亡くなったというニュースを知り
私は、山岳のことは無知ですが
なぜか頭にずっとこのニュースは残っていました。

その後、偶然友人に登山家栗城氏のことを聞き、

今日現在、あと数日でエベレスト単独登頂というところまで登られたらしく、
もっとも酸素が薄く、
その分重力の負荷を感じやすく、
同時に毎瞬滑落するリスクと闘いながらの大変危険な状況で
登山をされているということを知りました。


栗城氏のプロフィール
http://profile.ameba.jp/kurikiyama/

http://everest.kurikiyama.jp/profile/



~栗城氏のプロフィールより~



“夢や目標といった、人にはそれぞれの大きな山が立ちはだかる。その山に向かえば、失敗や挫折が待っているかもしれない。しかし挫折や失敗があったとしても、挑戦している限り自分に負けることはない。だがこの混沌とした世の中で、夢も希望も持てなくなってしまった人が沢山いる。その人達と共に、見えない大きな山に挑戦し成長していきたい。それが「冒険の共有」である。”




“「国境も限界も自分が作った錯覚である」これは僕が山を登ってきて得たこと。”


“出発直前まで山の先輩から「無理だ」「できない」という言葉をもらっていた。

だがマッキンリーの頂上に一人たった時に、自分の心の中にあった「もう無理」「できない」という心の壁が取れ、

それは自分自身が作った錯覚であるということに気が付いた。

多くの人がこの錯覚の中で生きている。

エベレストの冒険の共有は、僕だけが登る山ではない。

見ている人が自分の中のエベレスト(目標や夢)を感じ、共に登って行くこと。

一歩ずつ、共に山を登って行きたい。 ”

              



そして、昨日(10月1日)のブログも考えさせられる内容をお書きでした→
http://ameblo.jp/kurikiyama/archive1-201110.html
 
「生きてこそ。。」(亡くなった木野カメラマンも、実はこの栗城氏の
           撮影サポートに行かれていた方でした。
           栗城氏の心情、目の前での仲間の死、すべての方の応援、自分の夢、
           全てを含め、計り知れない思いがあるのでは。)
 
 
私も、
本当に人と分ち合うこと、共有すること、ということって何なんだろう、と考えてきましたが、
 
この10月1日のブログを読んで感じたことは、
究極のところでは、本当にひとと共有するには、
本当に深く自分を大事にすることなのでは、と感じました。
ほんと、難しいですが。。
 
自分を知っている深さでしか、その深さ分しか
ひとのことは理解できないだろうし。
 
 
 
 
世論、周囲の応援、期待に応えようと、その感情に呑まれ、判断を間違え、
一歩を踏み外すと、
自分の命がなくなってしまうリスクのある
いつも他人の判断にゆだねられず、
自分の感覚を目覚まして置かなければいけない
逆説的な状況で、
栗城氏は、本当に大変厳しく、過酷な現場におられると思います。
 
 
無事に登頂できますことを
お祈りしつつ。。
 
 
 
Ps*
 
同時に、タイムリーに地下鉄の中で見つけた宣伝♪
 
“決して探検を止めない(諦めない)で!”
 
 
自分もちょうど、へなへな弱気になっていたときだったので(笑)
これが目の前に出てきた時、ドキッとしました。
 
 
 
そして見守ってくれている力強い友人、周囲の方たちにも感謝しつつ。
わたしも自分の探検の道に戻ります☆
 

良い一日を~♪♪
 


Friday 30 September 2011

パリはまた夏の日和になって来ました。

ここ数日、パリはまた気温が上がり、
急いで仕舞っていた夏服をまた出してきました♪



ところで先日、
親戚の赤ちゃんのお誕生お祝いのベビー服を買いに、あるお店に入ったのですが、
子供服のプレゼントを買う時
いつもフランスで感動するのが、
色使い!です。


フランスでは生まれた時からすぐ、子供に対して、
“子供”としてではなく、
“ひとりの一個人”として接するせいもあるのか、
子供服も、すごく大人っぽいシックな色使いのものも沢山あります。

そこで、見つけた遊び心もあるけれど、絶妙な色の組み合わせの
すごく素敵な、かわいいアンサンブルのお洋服。

私は、見とれてしまい
質問をする時、
「これ、大人用のサイズもないのですか?」と、
とっさについ店員さんに聞いている自分が居ました(笑)

店員さんには笑われ、案の定

「ないです。」

とはっきり言われ、そりゃぁそうだろう、と思い直して
それを購入し、
あの服を着れるのはうらやましい!!と思いつつ、
郵便局で郵送お願いしてきました:)



以前、フランスのオペラの照明や衣装さんの色使いを見ていても、
「どうやったらこんな色思いつくんだろう、、 
  シックだなー。すごい感覚だなァ~。。」

と感嘆することが多々ありました。


きっと、ここの気候、土地柄、言語、食べ物とも関係あるのだろうな と、想像しつつ。。

Wednesday 21 September 2011

原爆を知るきっかけに、お勧めのドラマ①です!

先日の帰国中、

8月というのもあり、
広島で、原爆についての情報に幾つか触れる機会がありました。
広島、長崎の原爆の新事実を知ってショックを受けたことを
一部だけ以前書かせていただきましたが、

その後、ありがたいことに知人からその番組を教えて欲しいとの声も頂き、
わたしの理解、説明だけではまだ不十分なので、
遅くなりましたが、
こちらに私からのお勧めの番組2つをご紹介させていただきます♪

もしよかったら、是非ご覧下さい☆




まず1つは、

2011年8月5日21時から日本テレビより放送されたドラマ

『この世界の片隅に』


このドラマは、美しい人間模様、人間愛のあふれる日常生活に
いかに原爆(どちらかというと戦争)が影響を及ぼしたか、
生活、人々のこころの観点から、その影響を深く痛感できるドラマです。


ホームページ⇒
http://www.ntv.co.jp/konosekai/



後で知ったのですが、
原作は、こうの史代氏による漫画作品で、文化庁の受賞作品でもあるそうです。



温かい友情、家族との愛、夫婦の愛、義理の家族への愛、
かなわないけど想い、送り続ける形のないいろいろな愛、
失ったもの、ひとへの愛、、

はかなく、もろく、そして強く、たくましく、、

人間の美しい日常がたくさん描かれていて、
一緒に見ていた母と、ティッシュ箱を取り合いながら:)
照れつつも二人とも号泣していました。




周りの人たちに見せてあげたい
美しい、綺麗なお話しでした。



主人公を演じられている北川景子さんも
すごく素敵な女性を演じられていて、
北川さんの演技にこころが洗われました☆



こころからお勧めです♪

お勧めの番組②です!

もうひとつは、
今度は、原爆に関して、
最近新たに出てきた資料、新事実と共に、
軍事的な面から検証したNHKの特別番組。

NHKスペシャル 8月6日午後9-10時 放送
<原爆投下 活かされなかった極秘情報>

ずっと「想定外の奇襲」と言われてきた広島・長崎への原爆投下ですが、
この番組で明らかにされたのは、
当時の国のトップたちは事前に情報を知っていたとのこと。

なのに防衛措置もとらず、
そして、もし警報だけでも出ていれば、
市民は防空壕に待機することができ、
広島でも長崎でも沢山の命が救われていたはずで、

しかも長崎のときは、ちょうどトップ間での参謀会議中で
ソ連の参戦をもとに、トップたちは自分たちが戦犯になる可能性が出てきて
その心配へ頭が向かい、長崎の情報には重きをおかなかった事、
当時、日本も原子爆弾開発をしていた時期があったこと、、
などなど。。



人間の自己防衛の間に起こしてしまう過ち、
おごりによって目の前の真実が見えなくなる妄想、、などなど、
エゴから生まれてしまった情け無い数々の事実を知り、
大変な憤りを感じさせられる内容でした。


こちらも、
みなさんに是非ご紹介したい番組です。


一方、その後アメリカ人が書いた本で
原爆前に
日本は既に停戦をアメリカに密かに打診していたのに原爆を落とした
という話しも読みました。


こうなったら、それぞれ国だけのせいでは無いなと思いました。
そう走らせてしまった各々個人の責任が大きいとも。



フランスそして各国の革命などについて聞いていても思いますが

人間は弱さや恐怖も持っているので、
つい、すぐ大きな権力や体制、形に依存しやすいし、
自分で決断するのは大変なので
自分の感覚は麻痺させ、それら強いものに決断を委ねがちで、
影で批判しているほうが楽なことが多いですが、
それだけ、結果は野放しになりえるということで。

でもこれからは、
自分の目、嗅覚、判断力、足で動いていかないと
歴史の過ちを何度も繰り返すのではないかなと思っています。

形だけの民主化ではなく、
中身、それぞれの在り方の民主化が大事になるのではないかな、と。


大きいもの、他者の決断に頼るだけではなく、
深く考える力、意見をもつ強さ、
反対意見をきちんと聞いて理解、消化する力などなど、
自己責任を持って生きていけたら、、と


日々問題にぶつかっては、自分に言い聞かせつつ、
いろいろと試行錯誤している私です:)


書いていたらまた憤りも出てきて、
熱い文章でごめんなさい☆


こんなときですが、

Belle journee*(美しい一日を~♪)
台風が早く収まることを祈りつつ。

Sunday 18 September 2011

今日生まれて初めての2つの虹に遭遇♪ Arc-en-ciel secondaire!!

今日、歩いていたら虹に遭遇しました!
しかも2つの虹です。
幸運なので
みなさんにもおすそ分け♪♪

私が写真をとっていると、となりでも写真をとっていたおじさんに
『お願い事唱えなきゃね!』
と言われ、いろいろとお願いしておきました:) ふふ☆


今日の日もまた、大変大変お世話になった方と久しぶりにお会いし、お礼のお話ができて、
その直後、道路に出た時にその方とみかけた虹だったので、
その方と私、それぞれが進んでいる道の
新たな出発へのお祝いみたいで、嬉しく、はしゃぎ
感動しました♪

二本目はうっすら右上に。
見えるかな。。






みなさんも願い事をど~ぅぞ♪
今日も良い一日を☆

Thursday 15 September 2011

感慨深い夜でした。

さきほど、ずっと最近お世話になっていた仕事関係の大先輩の
日本への完全帰国の送別会に出席させて頂きました。


私がいまよりも、もっともっと行き先が見えなくて、
険しい道を歩んでいた頃、
結果もなかなか見えないのに
いろいろなご理解、ご指南、ご声援、応援を頂き
助けられた方のお一人です。


その方は、相手のことを見える形だけでは判断せず、
各々の素晴らしいところを見て
全てのひとに尊敬を持って接することのできるひとで、
一番下っ端のわたしのことも尊重して接して下さっていたことや、
ひとがみていないところでも
いつも真摯に物事に取り組まれている大先輩の姿に
いつも感動していました。
すごい方です。



海外で今の私のような生活をしていると、
人々と出会って、別れて、、という一期一会の機会が
普通よりとても多くなりがちで
昔はそれを悲しむばかりでしたが、

やはり、こんな機会、素敵な方がたに出会えた事や、
無くなるからこそ、その存在価値がより鮮明に理解できること、
一瞬一瞬が二度と来ない大切な瞬間だと気づかせてもらったことに
こころから感謝しています。


素敵な出会いでした♪

次回お会いできるときまで、
こちらもごしごし磨いておかなきゃ☆

そんな方がたへの感謝もこめて。
おやすみなさい★




Tuesday 13 September 2011

おはようございます♪

昨日のお昼前フランス南部の核廃棄物処理施設で爆発事故があったとの
Newsをさっそく午後頭に、携帯の会社がSMSのアラート情報で届けてくれました。

当初、変ないたずらメールかな、と思っていたものの、
こんなシステムあったのですね(笑)


ニュース、一部みていると、
フランスの原発反対派の動き、既にまた高まっていますが、
これからどういう流れになるのか。
フランス政府はどういう対処をするのか。。

私のほうは情報収集はするので、ご心配なく~。

そして、亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。



今年、しかも
国際原子力機関(IAEA)の会議もちょうどウィーンで始まったばかり。
フランスが原子力の安全性を主張したかっただろうこの時期に
なんというタイミングなのでしょうか。。



ではでは今日も良い一日を♪

Sunday 11 September 2011

元気をもらった懐かしきThe Corrs!Unplugged★

~ The Corrs のUnpluggedにたどりつくまで。。♪ ~

フランス初めの頃、私が 住居のトラブルで
最終的にあるキリスト教(私は宗教は決めていませんが:)の女性寮に
入ることになったとき、若い女寮生たちから受けた洗礼は
まだ日本からきたてのほやほやの私にとって、強烈なものでした。

言葉にあらわさない思いやりの文化で育って、
文句を言うことを知らなかったわたしは、
入寮当時、同部屋だった白人のボス(笑)みたいなひとに、
ベットの毛布にタバコで穴をあけられたり、
黒人のボスには、使い走りをさせられたり、、

最初何も言わず我慢して、やっと一人になれるシャワーで泣きつつ
相手がきっと気づくだろうと待っていましたが、
全然良くならないので、とうとう文句を言ってみましたところ、
ぴたりと止り、それから全然別待遇になりました(痛)。。

その後、急に皆から同等にやさしくされはじめ、
その差に大変カルチャーショックを受けたのを覚えています。

そのあとは、
食堂でも白人グループと黒人グループにわかれて食事をしていたのですが、
それはヘンだなと思った私は、
あっちこっち両方渡り歩き(笑)、いろんな人と一緒に食事をしたり、
黒人の寮仲間たちには、ラテンライブに連れて行ってもらって一緒に踊ったり♪、、
と、すごく仲良くしてもらいました。

しかし、あの最初はなんだったのか。。
みんな若く一人暮らしで不安定なのもあったのでしょうが、
やり方が極端で、私も理解に時間がかかりました。
そして、私も自己責任で海外に出たので、問題は一切家族にも話さない、
当時決めていたので、余計行き詰ったのだと思います。

今では、
きっと服に守られたお嬢ちゃんのニホンザル1匹が、
突然サバンナに飛び出した時の洗礼みたいなものだったのでは、、
と思っています(笑)
お蔭様で強くなりました。

書けるようになり、きっと消化できたんでしょうね。
懐かしいお話になりました。


で、なぜこのお話を思い出したかというと、

そのころのつらい時期、
音楽も練習できず、そとに練習をしにいっていて、
精神的、音楽的にもいろいろと行き詰っていたとき、
シャンゼリゼの夜中12時まで開いているVirgin Megastoreで
閉店までずっと、ひとり試聴しながら
ピンとくる音楽、資料を探しながら、同時に
音楽をずっと聴いて、慰められていたことがありました。

そのとき癒されたアルバムのひとつが
The Corrsさんのアルバム<Unplugged>。

The Corrsさんは兄弟、姉妹で作られたバンドです。
残念ながら2006年より活動休止中となっています。

彼らのいろいろあるアルバムの中、Live中心のこのアルバムが好きでした。
やはり生の楽器音は温かくて素敵です。
彼らの音楽、アイルランドの音楽が生かされていて、好きな音楽のひとつです★

最近ふと思い出したので。。


では
よい日曜を~☆

The Corrs アルバムUnpluggedより

Runaway (Unplugged)


Lough Erin Shore (Unplugged)


Radio(Unplugged)


Toss the feathers (Unplugged)


I Never Loved You Anyway (mini Live in New York!)

こちら、戸外で気持ちよさそうなLiveです♪

Wednesday 7 September 2011

すてきな御二方の動画発見☆

徹子の部屋♪ ゲスト レディ・ガガ氏

この素敵な御二方の組み合わせを発見し、微笑ましく、嬉しくて見ていました♪


黒柳徹子氏の頭の中にはキャンディーが!。。そしてそれをプレゼントされる♪
というお話、今回偶然日本でお聞きしていましたが、本当だったのですね!:)



それぞれが自分を信じること、、などなど、、
いろんなメッセージを携えて活動されてるガガ氏、
その勇気、尊敬しています。
ガガ氏の素顔も垣間見られ素敵です。




アメ♪と徹子の部屋キティーちゃん、
欲しいなあ。。(笑)


お二人の今後の更なるご活躍を祈りつつ♪


良い一日を☆

Sunday 4 September 2011

五日市八幡神社さまより八幡通信を頂きました♪

先日演奏させていただいた広島市佐伯区にあります五日市八幡神社さまより
八幡通信という神社の発行されているお便りをいただきました。
有難いことに、私たちのコンサートのことを書いてくださっていて
ご紹介させていただこうと思います♪




神主様が書いてくださったのも、
ちょうど終戦記念日でのコンサートとなりましたので、
心の平和をおもい
私もご挨拶で、
「震災後、フランスのみなさんが日本を思ってくださっていた(+思っています)」
ということと、

「その復興への祈りを込めて、そして
これから、すこしでも自分を含め、みなさんの心穏やかな日がすこしでも多くなるよう、
そんな願いをこめて演奏させていただきます」

ということをお伝えし、
最後の<星に願いを>を演奏させて頂いたので、
そのこともあるのかもしれません。



境内でのコンサートだったので、私はあのとき
本当に空のお星さまにこころから祈りながら演奏していました。


そして、神聖なすてきな雰囲気の中、演奏させていただけたこと、
とても感動いたしました。

八幡神社様、神主様ご夫妻、お手伝いの方がた、ご町内の方がた、、
どうもありがとうございました。


台風も早く収束することを祈りつつ。

Thursday 25 August 2011

フルートレッスン再開の巻♪

夏休み明けフルートレッスン受講を再開し
今日も、めからうろこがぽろぽろ落ちていくような内容で、
感動していました。感謝♪


一時、自分独自の奏法で吹いて作品作りをしたいと
独学の時期も長かったこともありましたが、
そのころ沢山たまっていた疑問点のかたまりの氷河のようなものが
今、すこしずつ解けているような感じがしています。
フルートがすこし近くなったような。。
もっともっと近づけたらいいな♪と思いつつ。。

良い夜を。





下記に書かせていただいた自転車競技の日本の方がた
無事にパリにもどられたお祝いも込め
今日の音楽☆
昨年のミュンヘンARDコンクール チェロ部門 優勝者Julian Steckel氏(Germany)
の優勝決定戦の模様 Dvorak Cello Concerto 一楽章 
私の好きな美しいメロディーが沢山登場します♪


実はこのとき私は2階から聴いていました。
やっぱりこの録画より、生音の方がものすごく良かったですし、
Steckel氏の情熱、すばらしい繊細さ、やさしさ、強さが伝わってきていました☆


涙。涙。
これが本当の芸術なのでは、、
美しいです。

Tuesday 9 August 2011

13日広島県立美術館 子供ミニコンサートについて♪

先日、準備のため県立美術館へお伺いしました。

ワクワク!ドキドキ!夏休み子ども美術館期間中のコンサートということで、
席の無い展示会室の床にシートを敷き、子供たち、ご家族が
床に座って楽に聴けるような形にして頂けるとのこと。

普段コンサート会場になかなかお子様を連れていくことのできない方がたにも
お越しいただけるような企画展になっています。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

広島でのコンサート、
今回の震災のことを思い、
その祈りを込めて演奏しようと思っていましたが、また
8月に帰国したこともあり、
たまたま広島、長崎の原爆のいろいろな新たな情報
(原爆投下前に既に政府の上のひとたちは情報を知っていたにもかかわらず、
2箇所とも防衛もせず、避難命令も出さないままだったこと、
長崎のときは、政府の会議中でもあり、自分たちが戦犯になる恐れも出てきて
自己防衛等も考えている間に対処がなおざりにされていたこと、
当時一時日本も原子爆弾を開発していたこと等。。)
を知り、
切なくなり、平和への願いも込めようと思いました。

自分も含め、すべてのひとの心がそのときの自分のままで、すこしでも安らいでいられるよう、
そんな願いを込めて演奏したいと思っています。

Friday 5 August 2011

ほっとのんびり広島。

最近、フランス生活も長くなり
最初の頃に比べると、ストレスも少なく
すっかり自分の国のように、のびのび♪と暮らしているつもりだったのですが、
いざ地元へ帰ってみると、
広島はやはり、のんびり、温かく、心が癒され、充電しています☆

パリはパリで良さも、素敵さもいろいろ沢山ありますが、
離れてみると、パリ生活、慣れたとはいえ、気を張って生きている自分に気づきます。


どこでもドアがあればいいのに、と つい思ってしまいます♪
先日たまたま東京大学の研究室で量子テレポーテーションの実験が成功したとの記事を読みました。
どこでもドアもいつかできるかな。


ところで、
谷村新司氏がプロデュースされたお弁当が広島にあるとのこと。
今回の帰国中に出会えないかなぁ~と思っています☆


良い一日を~。

Thursday 4 August 2011

広島での8月13日,14日,15日(雨天の場合16日)のミニコンサートのお知らせです♪

この夏、以前共演させていただいたギタリストの亀井貴幸氏と
広島での3つのミニコンサートで演奏させて頂くことになり、
ここでその詳細をご紹介させて頂きます。


8月13日(土)13時-14時 広島県立美術館 夏休み子ども美術館コンサート                      3階企画展示室
         広島市中区上幟町2-22
         電話(082)221-6246 Fax(082)223-1444
         http://www1.hpam-unet.ocn.ne.jp/exhibition/kodomo/index.html    
         開館時間/9:00-17:00 事前申込不要、入場無料



8月14日(日)14時-15時 純音楽茶房「ムシカ」ミニコンサート
         広島市南区西蟹屋2-2-11 (マツダスタジアム近く)
         電話&Fax(082)506-2255
         http://ongakusabohmusica.jimdo.com/                                    入場無料 お飲み物代は別となります。
                    



8月15日(月)20時-20時40分 (雨天の場合 翌日16日20時より)
        五日市八幡神社 境内ミニコンサート
       
         広島市佐伯区五日市6丁目3-13     
         入場無料 
         お問合せ先:電話082-921-3238までご連絡ください
             http://www.hachimansan.jp/index.html
       


そして、下記のポスターは、8月15日の五日市八幡神社のコンサートのもので、
広島在住のコピーライター伊藤由香里氏が作成して下さったものです。

かわいい月など、とても素敵に作って頂き、八幡神社さまから郵便で届いたとき、
とても感動しました。こころより感謝しております。

     伊藤由香里氏のブログ  “伊藤家の「職」卓”
      http://sorariku702.blog83.fc2.com/
       

どうぞよろしくお願いいたします☆

Wednesday 3 August 2011

暑中お見舞い申し上げます♪

先日一時帰国し、今広島で過ごしています。
日本は暑いですが、寒いパリより夏らしくて私は好きです。

家の水鉢の中を見ていたら
ちっちゃな3~4mmの赤ちゃんメダカが
昨日1匹、新たに今日2匹、計3匹誕生していました!

  <・ ))><

とてもかわいかったです。 

今晩は、お誕生日会をしようかな。
小さな力強い生命力に乾杯☆


よい夏を~~☆

Saturday 23 July 2011

先日カンヌで賞をとられたNTTドコモ社CM作品「森の木琴」

先日からご紹介したいと思いながら今日になってしまいました。

みなさんご存知かもしれませんが、
NTTドコモ社のプロモーション映像「森の木琴」。
今回のフランス・カンヌ国際広告祭で、フィルムクラフト部門の金賞等
計3部門で受賞されたCM作品です。



見終わったあとに出る関連動画で、このMaiking Videoも見ることが出来ます。
最後で玉が見事に着地するシーン、私はトリックのある合成の画像なのかとおもっていたら、
49回も失敗された末に撮った本当の画像とのこと。
びっくりしました!

根気の要る、丁寧な作業から生まれた一本の旋律にこころ温まりました☆

間伐材の再利用のメッセージもあるとか。。

よい週末を~☆

Monday 18 July 2011

Nadeshiko Japan wins the World Cup 2011☆!!!

日本女子なでしこジャパン、ワールドカップ優勝
おめでとうございます!!!!!!!!

世界一!!!!
やったーー!!!!!
とても嬉しいニュースに感動し、元気、勇気を頂きました!!


さらにもうひとつ感動し、私が勇気付けられたのは、
こんな素晴らしい結果の裏に、
女子チームの金銭的な支援は少なく、
働きながらサッカーを続けられてきた方もおられたとの事。


私も、フルートを続けるために、
いろいろなお仕事、環境を通ってきたので
そのお話をちょっと聞いただけでも、
その大変さは目に浮かび、泣けてきますし、
こころから共感し、もっと感動していました。


周囲の理解も得ながら、
ひとつのことを続けること自体、本当に難しいと思いますし

生活基盤を作りながら、
そこに仕事だけでもとてもしんどい中で、その上
プロの専門技術の質を保ちつづけ、向上、研究するための
練習時間、トレーニング、備品の金銭的支出、場所の確保、体力、精神力、、
をずっと個人で捻出し続けるのは、
プライベートを犠牲にせざるを得ず、
本当に大変なことで、
今回のお話の裏には、並々ならぬご努力、
長く深い沢山の葛藤の歴史があったのでは、とご想像します。

しかも、用意された道ではなく、
最初から耕し、道を作り、そこで結果を出すという行為は
一番勇気、力のいることで、
偉業だったのではないでしょうか。



そのようなメンバーの方がたのご努力が、
こんなに大きな実を結ばれたことに、
こころからの賞賛と尊敬の念をお送りするとともに
この頂いた感動、勇気に感謝しています。



そして、
これを機に、これからの日本での沢山の女子の機会、待遇が
もっと向上されていくといいな、と思いました。



男性のよさ、女性のよさ、
そして性を超えた個々の個性、、
それぞれが、小さな枠、しがらみを超え、
もっとうまく生かされ、評価されるような開けた環境になれば、
復興へも大きな力、労働力となり、
今より心豊かな社会になれるのでは?と思ったりしています。




おめでと~~~~~~~~~う ありがと~~~~~~~う なでしこJAPAN!


今日も良い一日を☆

Sunday 8 May 2011

パリはよいお天気になってきました☆

パリは、きのうは、夏のようなお天気で気持ちよかったです。

今日は素敵なすばらしい機会を是非ご紹介しておきたく、
書かせていただきました。

先日、
パリ管弦楽団の第一フルート奏者のVincent Lucas氏(ヴァンサン・リュカ氏)に
お話しをお伺いする機会があり、
リュカ氏の教えられているニース夏期講習会のお話も知りました。


この講習会、
あいにく、私は日程が合わず、大変残念ながら行かせていただくのは難しいと思いますが、
あとわずか数席残っているようですので、もしご興味がある方は、
下記のサイトをご覧下さい。
私の尊敬するとても素晴らしいフルーティスト、先生のお一方です。


一番下のほうに、英語から申し込むページもあると思います。

http://www.hexagone.net/music/cvprofs/master-classes-teacher.asp?prof=vincent%20lucas.htm

では、
良い日曜日を。

Tuesday 5 April 2011

スーツケースひとつ分が。。

家の中をみてみると、
私が最初に渡仏したとき、スーツケースひとつと
楽譜の小ダンボール1箱だけの荷物だったものが、、
いまや、すごい物の量になっています。


あのころ、
情報も物も友人も、何も無くとてもさみしくもありましたが、
同時にシンプルで0から何でもできて、おもしろくもあり、
物がなくても案外生きていけると思っていたのですが。。。


これからできるだけ
要らない物を減らすことに
取り組んでいこうと思う今日この頃です☆
久しぶりに身体も動かしてきます!

良いよるを~。

Friday 1 April 2011

私も身辺整理をはじめました。

震災のこともあり、また目が覚めまして、
自分にとって必要なものと、そうでないものをもっともっと知って、
大事なことにもっとフォーカスできるように、
どんどんシンプルに生きていけたらと思っています。


フルートも、現在の銀のフルートを手放すことを決めました。
この銀のフルートは、私が渡仏してちょっとしてから、
右も左も分からない時に
当時スイスのバーゼルにおられた、
昔、ランパル氏、そして二コレ氏やパユ氏など
著名なフルーティストの方がたの修理をされている植澤氏にお薦めいただき、
そして当時の師匠であったMichel MORAGUES氏が
わざわざお時間を割いてくださって、
ラジオフランスのオーケストラの演奏会場で長い時間をかけて試奏しながら
選んでいただいた大事な大事な銀のフルートでした。

そんな素晴らしい方たちに選んでいただき、
大事に使ってきました。


しかし、先日受けたコンクールでの練習の際、
長年吹いてきて、いろいろと気づいたこともあり、
その後いろいろな他のフルートを試奏してみて、考えた結果、
今回手放なすことを決めました。

これからは、
以前、偉い方先生方たちの力で補っていただいていた部分を、
自力で決断等していけたらと思っています。




ここ数日でこのフルート、お店に連れて行くことになると思います。
お別れはさみしいです。

やはり素晴らしいフルートでもあるので、
できればとっておきたいと思うときもありますが、
あまり使わないと彼女(フルート)にも失礼ですし、
きっと、
このフルートと
私よりもっと必要とされている方、相性の良い方、、が出会うと
もっとまた鳴るかもしれませんし。



すべてが変化していくことは、きっと自然なことだとおもうので、
いろいろなことを、うまく循環しあい、させあいながら、
そのリズムの中で自分を生かしながら生きていけたらな、と思います。


大きな力をお貸しくださった植澤氏、モラゲス先生、そして
私を支えてくれたこのフルートに感謝をこめて。


よい週末を。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日の音楽。

久しぶりにこの曲を聴きたくなりました。
Bank BandとSalyu氏、合同での<to U>

Monday 21 March 2011

もうさくらを発見しました。

すこし暖かくなったパリで、もうさくらを発見しました。

先日、
私が行ったことの無かった新しい道を歩きながら
途中発見した公園に、なんと桜がもう数本咲いていました。
それも日本のさくらです。

あの上品なうすいピンク色は日本の桜ならではの色で素敵でした。
なんとも純粋な色で、見ているこちらのこころまで透き通ります。
とても綺麗でした。


そして、この1週間を振り返ると、

市場で買い物をしていると、バジルをサービスで入れてもらったり、
カフェでお店がお酒をサービスしてくださったり、
同僚が仕事後に待っていてくれたり、
友人が、ご馳走してくれたり、、と、

今週の私の周りのフランス人は、今までに無く(笑)すごくやさしかったです。


みなさん、こちらには深く日本の話を聞いてきませんが、
今回の日本のことを心から思って、
元気付けようとしてくださっていたのだと思います。


なにも言わずに、差出人、自分の名前も書かないプレゼントを
さっとさわやかに、そして気づかれないように、
プレゼントする感じでみなさん接してくださいました。



直接手は下してもらっていなくても、
みなさんの見守っている、こころに染み入るやさしさを感じ、
有難い1週間でした。



私もいろいろと疲れていましたが、
すこし休めまして、
まずは、自分の出来ることや、
本腰で練習、再開していきたいと思います。

よい週を~。

Wednesday 16 March 2011

ルーマニアコンクールのお話~続き~

今回のルーマニアの国際コンクールで
オープニングコンサートのときに、
主催の方がお話しされたコンクール始まりの由来、
とても素敵だったので、ご紹介させていただきます。


コンクールが始まったのは1984年。
まだ革命前のルーマニア社会主義共和国だったときのことです。
大変大変厳しい社会情勢の中、
人々はなかなか自由に音楽等に触れる機会が持てなかったそうです。


命がけで亡命するなど、
なかなか国外に出ることができないような情勢、

どうやったら世界の素敵な音楽、
新しい音楽をルーマニアの人々に提供できるか?
良い音楽に触れる機会をもつには?

と、当時のCluj-NapocaのDimaの音楽院の校長先生が考え、
思いつかれたのが、国際コンクールを開催する、ということでした。


国際コンクールをすれば、
世界中から若い素晴らしい音楽家たちが集まってくる、
社会主義の国にも外国人が入ってきやすい、
世界の音楽を傍で触れる、聴くことができる。
また、
相互のExchange、交流ができる。
そう考えられたらしいのです。


当時の環境でのこの素晴らしい発想に、私は脱帽します。
きっと当時の硬い硬い政府の時代、
政府の説得、開催の手続き、組織したり、、など、
本当にとても大変な準備作業だったのではないでしょうか。


そして、
その方の発想のおかげで、この国際コンクールが始まりました。




そういう背景があるせいか、
オーガナイザー、お手伝いの方、みなさん
とてもご丁寧に接してくださり、とてもやさしく、
私が初日練習室で練習していたらディレクターの方が
ご挨拶に顔を出してきてくださったり、、と、
審査される側、というより、お客さまのような
感謝のこもった扱いをして頂いたことがあり、
とても驚いたのをおぼえています。

でもこの由来を聞いて深く納得しました。



演奏する側、チャレンジする側も、
競争も質を上げるためにとても大事なことですが、
ずっとこの方の精神を忘れずに
演奏し続けたいものです。

つづきはまた今度。

追記

昨日載せていた情報、
何かお役に立てればと、とても焦って載せてしまったのですが、
あまり発信元等を確認していなかったので、
逆に大事な支援情報等の邪魔になるといけないので、
下記の情報以外、いまのところ消しておきます。


*外務省のページ
各日付のプレスリリースのなかに
海外からの援助情報や救援団の日々の到着情報が載っています。
 
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ 


このほか、私の周囲では毎日、
沢山のフランス、ドイツ、トルコ、アメリカ、台湾、、などの国の
お友達、知人、同僚、たまたますれ違う人、など日常生活で出会う方々まで、
こころ温かいお見舞いと応援の連絡を頂いています。
日本人の私をみつけて伝えたいと思って下さっているのでは。

どうか世界中のみんなの祈りが届きますように。

Monday 14 March 2011

こんな文章をご紹介いただいたので。

ほぼ日刊イトイ新聞さん

http://www.1101.com/20110311/

に地震後掲載されていた素敵な文章を
知人よりご紹介していただきまして、
こちらにもコピーをご紹介させていただきます。
著作権上、また削除させていただくかもしれません。

以下コピーです。



じぶんになにができるのかも、
よくわからないのに、
テレビのニュースから目が離せず、 
ツイッターからの情報にも揺れ動いてしまう。 

まともなリズムで眠ることもせずに、 
ない頭をしぼってみたり、こころを痛めてみたり。 

「おちついて」と、おやじぶって言ってますが、 
ぼくにしたって、芯のところは情けないものです。  

ただ、情けないなりになのですが、 
光の方向を向いていようと思ってきました。 
ぼくも、ほっとけば、暗くなります。 

悲しいニュースや、悲惨な報告が、 
尽きることなく流れてきますし、 
それをまた、見ることが義務であるような 
不思議な心持ちでいますから。  

深い悲しみや恐怖や、強い刺激に、 
人間のこころは、とらわれやすいんですよね。 

ほっとくと、暗いところばかりに目が行くし、 
そのほうが、ちゃんとしているような気になりやすい。 

だけど、洞窟の闇のなかにいようが、 
射してくる光を見つけないと脱出できない。 

その光の穴から、空気も、希望も出入りするんです。

現地で、外国の人も含めて、たくさんの人たちが、 
自らの不安や恐怖を振りはらって、 
救助や、復旧、安全の確保にあたっています。 

そして、被害の少なかった地域の人たちは、 
「なにをしたらいいですか?」と手を差しのべてます。 

それが光であり、それが希望なのだと思うのです。 

目をそっちに向けよう。 

そこから、じぶんのできることを探そう。 

闇の深さではなく、光の明るさを数えようと思います。 

お見舞いの気持ちと、哀悼の気持ちを持ちながら、 
光の見える方向で、できることはあります。 

まず、現地で救援している人たちの役に立つことです。 
ここではオリジナリティなんか不要です。 
「助け」の助けになることを、しようと思います。

今日も「ほぼ日」に来てくれて、ありがとうございます。
また、予定されていた企画を、予定のまま更新しています。


以上です。
祈りつつ。。

Sunday 13 March 2011

きょうの音楽。

以前もご紹介した曲ですが、

私がしんどい時や、心を静めたいとき、
何かをなくしてしまって心痛いけれど進まなければいけないとき、
人間ひとりひとりの尊さを感じるとき、、
聴きたくなる曲(見たくなる映像)です。

Un site pour les aides pour le japon ,,日本への募金、援助活動用のサイトのひとつです

http://www.secourspopulaire.fr/actualite.0.html?cHash=debda3278d&id_actu=4855

Saturday 12 March 2011

合間にでも。

被害にあわれている方がたが、できるだけ多く救われますよう、
そして、直接その場で救助されている方がたへの感謝と
その方たちもご無事で居れますよう、
こころから祈っています。


直接的な被害に合われた方がた以外の
見守っていらっしゃる方がた、遠方で心配されている方がたも、
ずっと報道され続ける、心が引き裂かれるような報道内容だけの環境の中で、
みなさん、もう既に尋常ではないかなりの精神的な被害を
知らない間に受けられていると思います。


気が気ではない状況ですが、
そういうときだからこそ、冷静な判断や馬力をだすためにも、
どうぞ罪悪感を感じず、
ご自分をご自分にあったやり方で、
ときどき、報道とすこし距離をとりながら、
休ませてあげてください。





周囲ではフランス人や他の国の知人友人たちが、
「日本のことをこころから祈っています。」「僕たちも日本と一緒にいつでも居るよ」などなど、
と言ってきてくれています。


皆様の心身が少しでも休まりますよう、
すべてが、できるだけ良い方向へ向かいますよう、、

こちらの皆で強くこころから祈っています。

Friday 11 March 2011

東京の情報しかありませんが。

今朝、フランスで日本の地震のことを知りました。

私の家族との連絡では、
彼らは、なんとか建物内で夜を越せそうというのが確認取れましたが、
そうじゃない方も沢山おられると思うので
役にたつか分かりませんが、
みつけた情報を下記にコピーしておきます。


こころより、できるだけ多くの方がたがご無事で居られますよう祈っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京都は11日、帰宅困難者が一時的に利用できる公共施設21カ所を発表した。東京都内244の都立高校を全面的に開放。ほかに開放した一時収容施設は以下の通り。





 新宿駅=東京都庁▼千駄ヶ谷駅=東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷1-17-1)▼霞が関駅=日比谷公会堂(日比谷公園内)▼神田駅=千代田都税事務所(千代田区内神田2-1-12)▼蒲田駅=大田区都税事務所(大田区西蒲田7-11-1)▼日暮里駅=荒川都税事務所(荒川区西日暮里2-25-1)▼八王子駅=八王子都税事務所(八王子市明神町3-19-2)▼新木場駅=東京スポーツ文化館(江東区夢の島2-1-3)▼有楽町駅=東京国際フォーラム(千代田区丸の内3-5-1)▼飯田橋駅=中央・城北職業能力開発センター(文京区後楽1-9-5)▼国分寺駅=しごとセンター多摩(国分寺南町3-22-10)▼テレコムセンター駅=テレコムセンタービル(江東区青海2-5-10)、青海フロンティアビル(同区青海2-4-24)、タイム24(同区青海2-4-32)▼国際展示場正門駅=有明フロンティアビル(江東区有明3-7-26)、東京ビックサイト(同区有明3-11-1)、東京ファッションタウンビル(同区有明3-6-11)、TFTビル(同区有明3-6-11)▼品川駅=東京港建設事務所(江東区辰巳1-1-16)▼お台場海浜公園駅=台場フロンティアビル(港区台場2-3-2)▼竹芝駅=ニューピア竹芝(港区海岸1-16-1)。

Monday 14 February 2011

おひさしぶりです。

長く更新が空いてしまいました。
一昨日まで、ルーマニアに国際コンクールを受けに行っていました。


結果は、
私は残念ながら残れませんでしたが、
フルート、日本人5名中、男性陣が大健闘され
1位に上野星矢氏、セミファイナルに知久翔氏と、
最後まで素晴らしいフルートを聴かせていただきました。


クラリネット部門でも1位なしの2位で日本人女性がトップに選ばれ、
今回、舞台上での垣間見られる日本人の礼儀正しさややさしさ、謙虚さ、協調性など、
自然に伝わってきて、私は気持ちよかったです。


途中、出場者が演奏後てんかん発作をおこしたり、
やはり、プレッシャーや集中力の必要量など、
命がけの仕事だとも痛感しました。


そして、ここまでくると意地悪という人はほとんどいなく、
みなさん自分との戦いに一生懸命、精一杯で、
人の足を引っ張るような変なところにエネルギーをかけている暇もなく、
すがすがしい、自分と戦っている人が大方の集まりでした。

私はそれがとても心地がよく、
ずっとこれからも自分との戦いであれたらな、と思います。


自分も含めて、それぞれ各自、いろいろな環境の中、
ここまで準備してきたことに、
すべての参加者に賞をあげたいです。


ということで、
世界のフルーティストや審査員の大先生方と出会い、
いろいろと勉強になりまして、
また新たにやっていこうと思います。

私が感動した、
コンクールを開催されるきっかけとなった歴史のお話など、
つづきはまた次回以降に書かせていただきます☆

良い一日を~★

Monday 17 January 2011

すきなことですが。。

私は、
小さなころから、決めつけられること、理由のないルールを守ることなど、
中身からではなく先に‘形’や‘型’を優先することは苦手でした。
しかし感受性が強いのもあって、
周囲のことが目に入りやすく、つい自然にあわせてしまい、
後からいつもなんだか分からないけれど、
人と会った後など、よく気分が悪くなったり苦しくなっていました。


そんななか、
音楽をしているときは、
ありのままの自分で居ることができ、
誰にも何にも邪魔されず秘密の世界で
音と自由に居ることができ、
音の世界がとてもすきでした。


そしてそんな、
様々な可能性をもつ、
しかし見える形ではない柔軟な媒体の‘音’というものに
ずっと惹かれていました。
見える形がないのに、その影響力の大きさにも。

それを受け取る側にも
それぞれが好きなように受け取れる自由があるということも。


私にとって特に
フルートは音色を0から‘創る’音の職人さんみたいなイメージで好きでした。


今、そんな音楽の傍にすこし近づけたみたいで、
それだけで、すごく心から幸せです。



そしてもうひとつ‘変化’‘変化できるもの’が私は好きです。

こうやってずっと研究、探求できることの傍にいることで、
いろいろな発見がある度に、
鏡となって自分自身へいろいろなヒントを与えてくれて
どんどんいい変化のきっかけをもらっています。
私にとってこのサイクルはとても気持ちよく、居心地がよいです。


人それぞれ、みんな別々の個性を持っていると思いますが、
私は最近、自分の個性に合った道にすこし近づけて、
とても嬉しく、爽快感を感じ、
全てに大感謝しています!


よい一日を☆

Saturday 15 January 2011

楽器から教わります♪

今年は、去年から見直している奏法などを含め、
コンサートなど外で演奏に出して発表と言うより、
いままで出来なかった研究や試験などを中心の年にしたいと思っています。

その為もあり、
最近、いつもお世話になっている楽器を
総点検、調整して頂いてきました。

その後吹いてみると楽器も喜んでいる感じがし、
中心にピリッと揃った感覚があり、
やはり、とても気持ちが良いです。


修理してくださる方といろいろお話ができるようにするために
お渡し前後に普段よりももっと沢山の感覚を研ぎ澄ませて吹いていましたが、
そうするといろいろなことに気づき、
楽器から教わることが多いのだな、と
改めて楽器の繊細さに感心しました。


いつも感覚を研ぎ澄ませることの大事さ、
慣れで吹いてはいけないな、と教えられました。
楽器も私の師匠でした。

そして、なるべく楽器にも
負担をかけないようにしなければなと思います☆


修理してくださった方、そして
楽器様♪に感謝をこめて。。

Tuesday 4 January 2011

卯の年,Annee de Lapin,Year of rabbit 2011*

こちらの
ねこ+α=うさぎ
のおもしろビデオをたまたま発見!
A Happy new year*

合間にでも☆Regardez ce video!!!
よい一日を。Bonne journee*
http://video.fr.msn.com/watch/video/un-chat-qui-se-transforme-en-lapin/172qzbul7

Saturday 1 January 2011

***A HAPPY NEW YEAR 2011***

あけましておめでとうございます。

昨年お世話になった方がた、
仲良くしていただいた、応援をいただいた
友人、仲間、先生、同僚の方たち、家族、、
どうもありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
寒い冬、どうぞお身体にお気をつけて、ご自愛くださいませ。


Chers tous,
Je vous remercie beaucoup pour vos amities,vos aides
et vos soutiens en 2010.
Bonne annee et belle annee 2011*
Je vous souhaite plein de bonheur*


年の始まりにご紹介したい、素晴らしい音楽の映像。
私は、この曲で癒され、軸が戻り、自分も演奏する元気が沸いてきます。

こちら、M.Nobuyuki Tsujii 辻井伸行氏
THE Cliburn Competition 2009 クライバーンコンクール 
SEMIFINAL 準決勝 演奏模様

タイミング、音色、息遣い、絶妙なバランスのアンサンブルが素敵です。



FINAL
こちらは決勝です。
こころに染み渡るとても繊細で美しい純粋な音色のショパンのオケとの協奏曲。