Friday 27 November 2009

今日はラッキーな日でした。。

今日、今回日本の演奏で使わせていただくフルートYFL-984C(HeavyEC)
を、帰国前に調整に出しておきたいと思い、
パリのYAMAHA開発部の高橋一広氏にお会いしに行って来ました!

高橋さんは、日本で最近の木管のフルートを開発された第一人者の方です。
現在はフランスで開発に携わられておられますが、
彼のフルートへの純粋な愛情と、それぞれのタイプへのフルートの見識、
そして、いろいろなマークやタイプへの変な先入観のない柔軟な考え方に、
いつも感動して帰って参ります。

以前、YAMAHAを1企業としてフルート作りもシステム化されているだろうと、
勝手に変な先入観で思い込んでいた私には、
開発のトップの方に、こんなに柔軟な見識をお持ちの方々がおられるとは、、
驚き、とても感動したことを覚えております。


不思議なもので、私が日本に居るころは、Haynesなど
外国製のフルートに興味があり、そちらを使っていたのですが、
外国に住む様になってから、逆にNagaharaそしてYamahaを使うように
なっています。日本の企業も応援したいのも、もちろんありますしね。
でも今回使わせて頂くYamahaのものは、なぜ選んだかというと、
その程よいニュートラルさ、しかも軸があり、
品もあるフレンチスタイルだったからです。
吹いた瞬間の一目ぼれです☆

いろいろ表現をしたい時期の最近、
逆に楽器の強いくせを生かすという時期より、
表現、色付けの幅もひろく、そして軸のある上質のフルートを使いたいと思っています。


最近、なかなか調整にいけず、今回久しぶりの調整だったので、
調整後は、音の汚れも取れたみたいに、音が澄み、
やっぱり、特に問題がなくても、定期的にお手入れをすることは
とても大事だな、と痛感しました。

以前HaynesやNagaharaを使っていたとき、
当時スイスのバーゼルにおられた、
今は亡きランパル氏や現ベルリンフィルのパユ氏などなどの
これまた世界トップのフルーティストのフルートを調整されている
Uesawaさんに、通わせて頂いていたのですが、
この方も、すばらしい方でした。


、、、
そして、今日の調整後、その近くにあります、
以前私がもっと大変な時期にアルバイトをさせていただいていた、
韓国料理店・キムチのKageyama店長に久しぶりに、
お会いしに行ってみたのですが、
Kageyamaさんも、お元気そうで店もリニューアルし、
満員で、メニューも内容がどんどん発展していて。。
お元気そうな姿を見て、とてもうれしかったのです。
会わない間にも、Kageyamaさんも全力投球で頑張られていたことが
すぐ感じられました。そして、極めた方しか言うことができないような、
よいアドバイスも頂いて。。


分野は関係なく、それぞれが奮闘されている姿は、
本当に勇気を頂きます。
こうやって、私も皆様に引き上げられています。
またまた感謝な今日このごろです☆


そして、こんなに沢山、世界で陰ながら大きな仕事を支え、
ご活躍されている日本の方々がおられます。
きっと並々ならぬ努力をされてこられた方たちだと御想像いたします。

彼らに、敬意を表して、乾杯!


そして
やっぱり
愛と勇気と冒険!ですかね?っはは。