Tuesday 3 March 2009

お雛祭りにちなんで。。私のプチ芸術論  A l'occasion de Fete des Poupees au japon,j'ecris ma petite theorie d'art:)

今日は日本はお雛祭りということで、、
お雛祭りにちなんで、ダンスのお話ということで。
・・・どこが、ちなんで、なのでしょう(笑)。

先日、お休みの日のお昼に、お隣の、中世の歌曲を歌われてる
歌手をされてるフランス人のおばさまが、
「今夜、うちでパティーするの。よかったら来てちょうだい。
 、、あ、そうそう、仮装が今夜のテーマよ。」
と言われ、「?OK、行ってみるわ」と言ったものの、
仮装ももっていないし、行くのを諦めつつ、
事務処理などをして過ごしていたところ、、
夜中に近づくにつれ、隣の騒音はどんどんヒートアップしていき、
楽しそうな笑い声も聞こえてきて、、、
とうとうABBAのDancing Queenが流れ始め、
今まで諦めていた私も、、急になぜか、今しかない!^^;と思いたち
(渡仏も長くなり、やっと度胸がついてきたのか(笑))
とうとう舞台用の着物を私服の上にはおり、
ピンポーン、と登場してしまいました(笑)
一世一代の度胸でのぞみました^^;
ここで迎えに出てきた、となりの普段はショートヘアのおば様も、
矢島美容室(歌詞私も大好きですけど)のゴールデンバージョンで・・・
ははははは。
敵はもっとすごかったのでした。



そのあと、少しずつ皆さんと仲良くなり、
お酒も入り、ダンスもはじまり、、
ラテン、ロック、アメリカのダンス(名前を忘れたのですが、
いろんな姿格好のおじさん、おばさん達が
まじめな顔で一生懸命踊っている姿がとてもキュートで。。)、
いろんなダンスを見れて&教えてもらい、
最後は楽しくみんなでふざけあって踊りっぱなしのソワレでした。
そのあと、家に戻った後、さっきよりも、
ものすごく事務処理が進み、、
楽しむときに楽しめると、こんなに仕事がはかどることを発見。
仕事中断するのは億劫でしたが、
やっぱり大事な瞬間、のがしちゃいけませんね。

そうそう、そこで何が言いたかったかと言うと、、
私は芸術は芸術の専門家だけが楽しむものではないと思うのです。


家で子供をみたり、ご家族を看病しなければならなかったり、
仕事が立て込んでいたり、、
そんな方々にとって、
ダンスや音楽や舞台や、、芸術分野、美、、は、
'芸術家たちの分野で、自分は参加できない遠い存在'
と感じられる方々が多いのではないでしょうか。
遠くから見るだけで。
そして、すべての人が持っている、自らの創造性、には
目を向ける機会も、光を当てる機会もなく
日々を暮らされている方の方が
多いのではないかと思います。

というわけで、、、

まずは、
生活の一こまの中で、
ひとりで、ふたりで、三人で、
ラジオの好きな音楽のボリュームを上げて、
自分のすきなように踊ったり、うたったり、足踏みしたり、、
試してみてください。
体の感覚ってとても大事だと思うのです。
(子供にはリトミック音楽教育とかあるんですけどね、
現代の厳しい生活で、大人は体の感覚を使うこと、
忘れてしまっていることが多いのです)
知らなくても、下手でもいいんです。格好悪くても。
自分を否定する声は聞かずに、頭は休めて、
楽しむ心だけに集中して。


楽器が弾けなくても、コンサートに行けなくても、
絵が描けなくても、、
これが、まず芸術へ触れる、
足元にある素敵なチャンスだとおもいます。

(なおコンサートにも足を運んでいただけると
 私どもは嬉しいですが^^)


こんな自分の生活の小さなアートを楽しむと、
仕事がはかどったり、人に優しくなれたり、
悩みが小さく見えたり、いいアイデアが浮かんできたり、、

いいことがあるかもしれません。


私のプチ芸術論でした。




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 さあ、自分アートの扉へ~~★