Saturday 9 November 2013

リュカ氏日本でのレッスン中語録、教わったのでおすそ分け♪

パリ管リュカ先生が来日された時は、
ご熱心にレッスンを受けられフルートをがんばっていらっしゃる中野ひろとしさんが
今回の来日中のレッスンを聴かれて、FaceBookで書かれた記事♪

素敵だったので、お願いしてコピーさせて頂きました☆
私も昨年の先生の哲学の素敵な内容、記録しないと薄れてしまってもなんなので、
また機会があったら書かせていただきます♪

ではでは。。以下、中野さんのページより。

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ヴァンサン・リュカ語録(本日の公開レッスンより)

本日、ヴァンサン・リュカ公開レッスンでなるほどど思ったことがあったのでちょっと書かせて頂きます。

ヴァンサン:私は愛をもって演奏しなさいとよく言うが、愛とは何も人間に対してではなく、音楽的な愛情をそこに注いで演奏できるかということで、結局はそれが人を惹きつけたり人の琴線に触れたりする。それが欠けている、足りない。一番本質的なところなのでもっともっと表現したらいい。

受講生:息のことを考えすぎて自由な表現ができない。

ヴァンサン:人が人を好きになることと同じで、人を好きになればその人にすべて心を開くことになる。すべての心を開くということは同時にすごくもろい状態になるということである。それは音楽にも同じことが言えて、本当に心を開いて音楽をやろうとすると、たとえばちょっとテクニック的に劣ったり何かが起こるリスクがある。でもそれはそういうものだ。だからこそ技術を磨いていかなければならない。


                       


散歩時、目が合ったカモさんの写真。
記事とは関係ありませんが(笑)