Saturday 10 April 2010

5月のダンスとのリハ開始☆

今日、5月のルマンで行われるダンスとの共演のための
打ち合わせ、リハーサルが始まりました。

共演者のダンサーはHosaka Ippei氏。
以前舞台を一緒に行った仲間の一人でもあります。
コンテンポラリーダンス大御所振付師のピナ・バウシュ氏の
Festivalにもご招待されたことのある方です。


今回、何年かぶりの久しぶりのリハーサルだったので、
以前と比べて、いい方向にお互いが変わったことがすぐ分かり、
嬉しくなりました。

Hosaka氏はよく'舞踏’のFestivalに出られていることもありますが、
お話をしてみると、私もそう思っているのですが、
'舞踏’や‘コンテンポラリー’などカテゴリー内での創作より、
枠を超えた作品作りを目指したいとのこと。


ということで、
今回の構成は、
クラッシックや即興、日本の曲で考えています。

(会場がパリから遠いルマンなので皆様、来て頂くのは難しいでしょうし、
 早々たねあかしをしてしまいますが。。☆)

Hosaka氏自身、スタイリスト、Costumierとして
自ら舞台衣装の制作も手がけられていて、
今回も毎回同様、驚きの☆個性豊かなものになる予定です。

舞台を以前ご一緒した時も、
フランシスコザビエルのような衣装も作られたこともあり、、
すれがまたその舞台設定と似合っていて、
すごく楽しませていただきました。


今日の発見☆
ダンスのニュアンスに合わせるため、
ある曲をいろいろと調を変えて吹いてみたのですが、
たった1音、調が移動するだけで、
まったく音からの印象、醸し出す雰囲気が変わるということを
再確認し、驚いていました。

たとえば同じ曲でも。。

ドから始まる調にした時は、
 もう過去、すこし遠くから終わったことを回想しているような印象をうけ。

レから始まる調にした時は、
 まだ現在その痛みが心に残っていて、
 進行形でそれを味わっているような印象をうける、等。


音の持つ性格もこんなに違うとは改めて驚いています。

これからのリハーサルがまた楽しみです☆