今日、5月のルマンで行われるダンスとの共演のための
打ち合わせ、リハーサルが始まりました。
共演者のダンサーはHosaka Ippei氏。
以前舞台を一緒に行った仲間の一人でもあります。
コンテンポラリーダンス大御所振付師のピナ・バウシュ氏の
Festivalにもご招待されたことのある方です。
今回、何年かぶりの久しぶりのリハーサルだったので、
以前と比べて、いい方向にお互いが変わったことがすぐ分かり、
嬉しくなりました。
Hosaka氏はよく'舞踏’のFestivalに出られていることもありますが、
お話をしてみると、私もそう思っているのですが、
'舞踏’や‘コンテンポラリー’などカテゴリー内での創作より、
枠を超えた作品作りを目指したいとのこと。
ということで、
今回の構成は、
クラッシックや即興、日本の曲で考えています。
(会場がパリから遠いルマンなので皆様、来て頂くのは難しいでしょうし、
早々たねあかしをしてしまいますが。。☆)
Hosaka氏自身、スタイリスト、Costumierとして
自ら舞台衣装の制作も手がけられていて、
今回も毎回同様、驚きの☆個性豊かなものになる予定です。
舞台を以前ご一緒した時も、
フランシスコザビエルのような衣装も作られたこともあり、、
すれがまたその舞台設定と似合っていて、
すごく楽しませていただきました。
今日の発見☆
ダンスのニュアンスに合わせるため、
ある曲をいろいろと調を変えて吹いてみたのですが、
たった1音、調が移動するだけで、
まったく音からの印象、醸し出す雰囲気が変わるということを
再確認し、驚いていました。
たとえば同じ曲でも。。
ドから始まる調にした時は、
もう過去、すこし遠くから終わったことを回想しているような印象をうけ。
レから始まる調にした時は、
まだ現在その痛みが心に残っていて、
進行形でそれを味わっているような印象をうける、等。
音の持つ性格もこんなに違うとは改めて驚いています。
これからのリハーサルがまた楽しみです☆