Wednesday 21 May 2014

雨降る寒い太陽のないパリに戻りました。。


パリに戻りました。
今年は雨ばかりで、気候が本当に変わってしまったのかな。。
雨が多く、アジアの蒸し暑さにも似て来ました。




ツーロンオペラ座の受験者控え室 

他のオケは一斉集合だったので、もの凄い人口密度で自分の音も聞こえず集中できず大変でしたが、
ここは、集合時間がずらされていて、普段よりは少なく、良かったです。
ただ開始後は音出しが禁止され、長い待ち時間、行き場が無い感じに。
今回は90名弱位。
大体どのオケも1つのポストに100人前後の応募があり、ほんと大変です。
受験者に、すこしずつ顔なじみが増えて来ました(笑)




私が受験し始めた昨年後半から、フランスは珍しく
オケの試験が沢山あり、普段は年に1席空くかどうか位らしいのですが、
ラッキーなことに、今年は貴重な経験を5回も積め、
とても有り難い年でした。


ナンシー国立オペラ座→ツールオペラ座→マルセイユオペラ座→
第2回目のツールオペラ座→今回のツーロンオペラ座
と、受験してきましたが、

どの土地もそれぞれ各土地の素敵な面がありましたが、
ここツーロンが、太陽と海、山、自然に溢れ、
人々も一番オープンで、温かく、やさしく、
文化も充実し、自分にとっては、
とても居心地のいい住んでみたい土地でした!

地元の人に、日本人にもやさしいし、差別も感じないし、いいね!
と話したら、

「ここは、太陽、山、海等の自然、空間、
 土地、物価、生活費の安さ、食、教育、文化、全てあるから、
 人がみんな悲しくない土地なんだよ。
 自分が幸せだから、他の人を傷つける必要ないんだよ。」

と。。
うーん、と考えさせられました。



そして、
各国、フランスの各地から来た、
必死に頑張ってるフルーティスト達と出会える事も、
とても貴重な経験で、一緒に意見交換したり、
持ち味もそれぞれ違うので、よい刺激になり、有り難い経験です♪







右はコルシカ島への船、左は仏海軍の船。後ろがツーロンの港。
両方ものすごく大きいです。



瀬戸内海で育った私には、こんな大きい船は見た事が無く、迫力に唖然。