私は、
小さなころから、決めつけられること、理由のないルールを守ることなど、
中身からではなく先に‘形’や‘型’を優先することは苦手でした。
しかし感受性が強いのもあって、
周囲のことが目に入りやすく、つい自然にあわせてしまい、
後からいつもなんだか分からないけれど、
人と会った後など、よく気分が悪くなったり苦しくなっていました。
そんななか、
音楽をしているときは、
ありのままの自分で居ることができ、
誰にも何にも邪魔されず秘密の世界で
音と自由に居ることができ、
音の世界がとてもすきでした。
そしてそんな、
様々な可能性をもつ、
しかし見える形ではない柔軟な媒体の‘音’というものに
ずっと惹かれていました。
見える形がないのに、その影響力の大きさにも。
それを受け取る側にも
それぞれが好きなように受け取れる自由があるということも。
私にとって特に
フルートは音色を0から‘創る’音の職人さんみたいなイメージで好きでした。
今、そんな音楽の傍にすこし近づけたみたいで、
それだけで、すごく心から幸せです。
そしてもうひとつ‘変化’‘変化できるもの’が私は好きです。
こうやってずっと研究、探求できることの傍にいることで、
いろいろな発見がある度に、
鏡となって自分自身へいろいろなヒントを与えてくれて
どんどんいい変化のきっかけをもらっています。
私にとってこのサイクルはとても気持ちよく、居心地がよいです。
人それぞれ、みんな別々の個性を持っていると思いますが、
私は最近、自分の個性に合った道にすこし近づけて、
とても嬉しく、爽快感を感じ、
全てに大感謝しています!
よい一日を☆