Saturday 15 May 2010

元首相細川氏の素敵な作品展

今日は、パリで行われていた
細川元首相の作品展(陶芸、書、等)(最終日)へ
行かせて頂きました。


政界を引退された後、細川護熙氏は
自然の中で晴耕雨読の生活をされながら
陶芸作品などを手がけ創作10年目を迎えられたとのことですが、
作品の繊細さ、ニュアンスの深さ、色、形のセンスのよさ、
品のよさ、現代風なアレンジ等、
洗練されていて、素晴らしい作品ばかりの作品展でした。
(私は特に陶器や全体的な色使いが好きでした☆)

そんな繊細な作品に触れることが出来、
日々慌しく、生活のそれぞれの粒子が荒くもなりがちなパリですが、
静かな心になり、自分の軸がスーッと静かに戻ってくるのを感じました。



茶道に関するもの(茶器、茶碗、花器、水さし、掛け軸など、
本当、総合芸術でした!!)を
細川氏ご自身が全部ご自分で揃えて作っておられました。
そして、それぞれの作品から、茶道などを通して細川氏の奥深い精神性が
伝わって参りました。

日本文化、素敵です。



澄んだ気持ちにしていただいた
素敵な芸術家、細川氏の作品展でした。