Sunday 15 February 2009

Onibas in Studio d'enregistrement.Onibasでのスタジオ録音風景 - 2009.1.31.

今回ラッキーなことに、OnibasのCreationの曲3曲を
素晴らしい設備完備の録音スタジオでエンジニアのお二人
(M.Lucas DERODE& M.Alexis PAWLAK)氏等をお迎えし、
無事録音、収録することができました。
3曲とはいえ、1日がかりでして、私よりおおきな
スタミナのあるはずのヨーロッパ人たちも皆、
最後は精根尽き果て、へとへとになった(帰りはみな無言でした(笑))
録音でした。
良いものが出来ているよう、祈るばかりです。


YouriとJean-Baptisteがスタジオ内で演奏中。
実は、スタジオ内の演奏者からは
ミキシングルーム内のエンジニアの皆さんの
無表情にこちらを見ている様子が
どういう意味でなのか、結構気になっているのですが
(コンサートのように反応も無く、無表情はやはりちょっと
孤立していると言うか、さみしいですね)、

実際、ミキシングルームの方に行ってみると、
ミキシングルームからのスタジオの様子は、
人間が水槽の中の魚を見ているような感じになり、
スタジオ内からミキシング側のこちらの顔の様子が
そこまで相手に見られてるとは全く思わず、、。

なので後半は、演奏者側の気持ちも分かった分、
ミキシングルームに居る時は、思いっきり手で合図を出したり、
だめだしをしたり、、応援団も頑張ってみました!
やっぱり応援団の存在も大事ですねー。
魚と人間、両方の立場を体験できて
不思議な感触でした。


みんなうなって真剣です。
お昼ご飯中も、皆でテーブルを囲み、今の経済と音楽業者、
興行業者の関わりについて、皆で議論していました。
このご時世、問題はあるとはいえ、興行業者用の保障などが
あるフランス、ベルギーは文化面では先進国の方だと思います。
これからフランスが他の国と同様、経済中心になって、
いままでもっていた良い文化をどんどん手放していかないように
祈るばかり。
私は、フランス人のこういう、まじめで熱いところが大好きです。


録音、、これまた深し
いろいろ沢山の機械があり、いろいろ見せてもらえ、
録音技術も勉強したくなりました。
しかし、どの分野も深いのでしょうね。
まずはフルートやってからですかね(笑)

エンジニアが耳で聞きつつ楽譜とにらめっこ。
エンジニアの方々は、待ち時間も沢山ある中、
何度も演奏をチェックしたりなど、忍耐がとてもあり、
しかもお互い疲れていると言うのに、疲れて集中力欠けがちなわれわれに、
スピーカーでジョークをいって笑わせてくれたり、、
素晴らしい人柄に感服いたしました。
こうやって影から支えてくださる方々のおかげで作品ができています。
感謝です。


Jean-Baptisteがボタンを押してスタジオに指示。
回線が無線みたいになっており、ミキシングルームからは
ボタンを押して話す仕組み。
しかし、スタジオの会話はどんなちっちゃな音も、
性能の良いマイクで全部拾ってもらえ(笑)
ミキシングルームの皆に丸聞こえ。。
独り言も全部皆にバレてたり。冷や汗です。。